福岡市東区青葉・土井で予防歯科に取り組む歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店 敷地内)」のブログです。
お子様のお口の健康を守るために、仕上げ磨きに取り組むお父さん・お母さん!
実は、お子様の年齢によってケアのポイントが違うって知っていましたか?
日本歯科医師会作成の冊子「歯の学校 64号」にも特集がありましたが、お子様の仕上げ磨きについて知りたいという保護者の方が増えています。
素晴らしいことですね!
そこで、お父さん・お母さんに是非知っていただきたい年齢によるセルフケア・仕上げ磨きの違いを3回に分けてお伝えしたいと思います。
今回のテーマ
乳歯が生えたら歯磨き習慣スタート
「歯みがき」と名がついているくらいですので、乳歯が生えたら歯磨き習慣のスタートです。
早い子では生後5ヶ月からということになります。
歯磨きは一生続ける大切なセルフケアの一つです。
いつまでも美味しく、楽しく食事をしてもらうためにも、
お子様には歯を大切にする習慣を身につけてもらいましょう。
楽しく、習慣づけることが大切
この時期は、お子様自身にきっちり歯を磨かせることが目的ではありません。
一番大切なことは、「楽しく、ジブンみがきの習慣をつけること」です。
目標は、「自分でハブラシを口の中に入れて慣れること」にしましょう。
そのためには、お父さん・お母さんの協力が不可欠です。
小さな子供は大人の真似事が大好きです。
ぜひ、お父さん・お母さんがお手本になってお子様が真似をしたくなるよう働きかけましょう。
その時、歌やリズムをとるなど、楽しく取り組めるよう工夫することも大切です。
2歳の目標はブクブクうがい
年齢が2歳に近づくにつれて、次の目標があります。
それは、「ブクブクうがいができるようになる」です。
そのためには、2つのステップで進めていくと上手くいくことが多いです。
ステップ1:水を口に含んで吐き出す
ステップ2:水を含まずに頬を膨らませる
これら2ステップをクリアしたら、いよいよ水を含んでチャレンジです!
うがいができるようになったら、フッ素(フッ化物)が入ったハミガキ剤などを使い始めることができます。
仕上げ磨きのポイント
最後に、仕上げ磨きのポイントをお伝えします。
・ハブラシは鉛筆持ちで
・力は入れずに動きはできるだけ小さく
・上唇の内側に毛が当たらないように指でガードしながら
そして、この時期に虫歯になりやすいのは、
1:上の前歯の外側
2:奥歯の噛み合わせ
です。
特に念入りに磨くようにしましょう!!
次回は、「年齢に合わせたブラッシングのコツ 〜3歳から5歳編〜 」です。
お楽しみに!