福岡市東区で理想の歯科医院「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」開業を目指すブログです。
何度か歯周病についての記事を書いてきました。
今日は歯周病が進行しやすい条件について書きたいと思います。
歯周病の原因は「歯周病菌」
お口の中に存在する細菌の塊であるプラークは、歯茎に炎症を引き起こす最も大きな原因となります。
ではどんなところにプラークが付着しやすいのでしょうか?
歯石
歯石はプラークが石灰化したもの。歯石が悪さをして歯茎に炎症を引き起こすと思われがちですが、歯石が付いていることで、そこに歯垢が溜まりやすくなってしまうということが問題なのです。
食物
食べ物の組成や硬さは影響します。軟らかい食べ物はプラークの形成速度を早め、スクロース(ショ糖)はプラークの形成を促します。
適合の悪い被せもの
直接歯茎を傷つけるだけでなく、歯ブラシなどによるお掃除をしにくくしてプラークが溜まりやすい部位となります。
歯の間に挟まった食べかす
食べかすが歯の間に押し込められることで直接歯茎を傷つけ、プラークが溜まりやすい部位となります。
口呼吸
鼻呼吸ができず口呼吸になると、呼吸で歯茎が乾燥し、お口の自浄作用が低下して歯面にプラークがつきやすくなります。
歯並び
お口の自浄作用が低下する上に、ブラシを当てにくくなりプラークが付着します。
口腔前庭異常
口腔前庭(唇の内側)が浅いと、食べ物の流れが阻害されやすく、お掃除も難しくなるためプラークが付着します。
小帯異常
小帯(唇の内側のヒダ)の位置の異常は、お掃除しにくくさせ、歯肉退縮や歯周ポケットが深くする原因となります。
歯の形態異常
プラークの停滞を助長します。
逆に言うと、これらの9つの項目を改善していけば、歯肉炎や歯周病などのトラブルを起きにくくすることができるのです。
「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」では、患者様のお口の中にプラークの付着が起きにくい環境を作ることのできる歯科医院でありたいと思っています。