福岡市東区青葉・土井(ミスターマックス土井店敷地内)で理想の歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科」開業を目指すブログです。
興味深い記事を拝見しました。
「人はなぜ歯医者が苦手なのか?恐怖を感じる5つの理由」
(参照http://getnavi.jp/healthcare/131318/)
「なるほどなー」と勉強になりましたので、これについて、私たちの思うことを書いてみたいと思います。
歯医者で恐怖を感じる理由
- 口を開けたまま診察をする
- 音が怖い
- 薬味の味がまずい
- 痛いと言っているのに削られる
- 詰め物が意外と簡単に取れる
口を開けたまま診察をする
その通りだなーと思います。
お口は、人間が生きるために栄養を摂取する重要な場所なので、非常に敏感に作られています。
例えば、「味覚」というのは、味を識別する感覚ですが、現代でいう「美味しい、不味い」を判断するためではなく、
本来は、口に入れたものを「体に取り込んでいいか、すぐに吐き出すべきか」という命に関わる究極の判断をしていた訳です。
そのため、生物にとってそれだけ重要な部分であるお口を大きく開けて外に晒すこと自体、本能的に嫌だと感じてしまうのだと思います。
音が怖い
また、「歯医者=キーンという削る音」というイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。
あのキーンという甲高い音を打ち消すような周波数の音を同時に出す機能を備えたハンドピース(削るドリルを取り付ける持ち手)も開発されていると耳にしたことがありますが、実際に見たことはありません。
私たち歯科医療従事者も、キーン音が聞こえない歯科医院、つまり、治療のためでなく、悪くならないためにメンテナンスを受ける患者さんで溢れる歯科医院でありたいと願っています。
薬味の味がまずい
「良薬口に苦し」ということわざもあるように、なかなか美味しい薬というのはありません。
それでも歯科で使われる薬品は、患者さんができるだけ不快な思いをしないようにと、フルーツの香りをつけたり、無味無臭となるよう工夫されているようです。
しかし、まだまだ改良が必要ですね。
痛いと言っているのに削られる
これはあってはならないことです。
基本的には、適切な麻酔により痛みを抑えて治療が可能です。
痛みが強い場合には、なかなか麻酔が効きにくいことがありますが、だからと言って、痛みを訴えているのに削り続けることは理解に苦しみます。
当院ではあり得ないことです。
詰め物が簡単に取れる
「詰め物が簡単に取れる」については、一概に何が原因とは言えません。
詰め物が外れてしまう主な原因として、隙間から新たな虫歯の発生、セメントの劣化、咬む力による変形等、いくつも考えられます。
大事なことは、そもそも虫歯治療が必要となった原因を考えることです。
原因を見つけて改善しなければ、虫歯は何度も繰り返します。そして、だんだんと削る範囲が大きくなって、最後には、歯を失ってしまうこともあります。
結局、その時その時の治療は応急処置なのだと気づくこと。
それ時こそが、「予防」の始まりです。
たまたま見つけた記事でしたが、色々と考えさせられる記事でした。
歯科医院が地域の方々にとって身近な存在、通いやすい場所になれるよう、
様々な取り組みをしていきたいと考えております。
福岡市東区青葉・土井にて予防を中心とした「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」では、「悪くなってから駆け込む場所ではなく、悪くならないために通う場所」でありたいと切に願っています。