福岡市東区青葉・土井で予防歯科に取り組む歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店 敷地内)」開業を目指すブログです。
私たちのブログの中でも、「お口と全身は密接に関わっている」というお話を何度もさせてもらっております。
これはもう間違いないことで、
これからの歯科医師は、自分たちの狭い世界に篭らず、
積極的に医科や他業種の世界へ学びにいく必要があると感じています。
そんな中、「歯と認知症の関係が明らかにされた」(参照:https://www.nounow.jp/dementia/4276/)という記事に出会いましたのでご紹介します。
歯と脳の関係
認知症は脳の病気であることは皆さんご存知だと思います。
また、「噛むこと」で脳に刺激が伝わって脳が活性化する、など、
これまでも歯と脳の関係は様々な研究機関から提唱されてきました。
例えば、「調査した対象者のうち、健康な人の残存歯数が14.9本なのに対し、認知症の人は9.4本であった(東北大学)」というものや、「歯のあるマウスと比較して、歯のないマウスの脳にはアルツハイマー型認知症の原因物質が多く存在することが分かった(広島大学)」というものがあります。
歯の本数と認知症には関係がある?!
その他にも、世界中の研究機関が歯と脳に関わる研究結果を数多く発表してきたのですが、
その中から11本の論文をピックアップし、その統計結果を中国の研究チームが発表しました。
その結果によりますと、
「残存歯数が少ないと、認知症の発症リスクが1.43倍となる」
「なお、アジアに限って言えば、残存歯数が少ないと、認知症の発症リスクが1.76倍となる」
とのことでした。
・・・皆さん、どうでしょう?
「マジか!歯、大切にしよう。」と思いませんか?
私たちは、この結果を見て、私たちが予防歯科を中心とした「青葉イーストコート歯科・こども歯科」を開業し、
一生かけて取り組んでいこうとしていることはやはり間違いないのだと再認識しました。
予防歯科は認知症にも効果あり?!
近年、認知症の問題は深刻さを増しています。
健康な時には、まさか自分が認知症になるなんて思いもしないでしょう。
ましてや、今から歯を守るために予防歯科に取り組むことが、
将来、自分の人生に関わる重大事項だとは皆さんは想像だにしないでしょう。
私たちは、「お口の健康」は、「身体の健康・心の健康」へ繋がると確信しています。
目の前の虫歯を治しても、その日だけ熱心に歯石を取っても、
皆さんの「お口の健康」は守ることはできません。
どうか、歯科医院を「怖い場所・嫌な場所」と思わず、「一生のパートナー」として身近な存在にしてください。
そのためには、私たち歯科医療従事者が変わらなければなりませんね。
今こそ歯科医療は、「削って詰める」の時代から、「削らず見守る」の時代へ。
福岡市東区青葉・土井で予防歯科に取り組む歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店 敷地内)」は、「お口の健康に悩むことなく、皆さんの人生がより豊かで幸せであってほしい」と願っております。