福岡市東区青葉・土井で予防歯科に取り組む歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」のブログです。
毎日きちんと歯磨きをしていると自信のある人でも、歯ブラシの当たりにくい場所には歯垢が残りがちになってしまいます。
(株)ライオンの調べによると、特に20〜30代の『磨き残し』が顕著であることが判明したそうです。
歯磨きの自信の有無は関係なし?
磨き残しが多いと言われる歯と歯茎の間の歯垢の付着状態、虫歯の状態などを調査したところ、自覚が良好な人と自覚が不良な人の歯垢付着スコアに大きな差はなかったとのことです。
目標は汚れを20%以下に
歯垢付着スコアは対象部位に何%歯垢が付着しているかで測定されますが、私たちの歯科界では20%を目指しましょうと言われています。
『20%残ってて大丈夫なの?』と思われるかもしれませんが、この『20%』を切ることは歯科に携わる関係者でもなかなか難しい数字なのです。
(株)ライオンの今回の調査でも、『20%以下』に該当する人は一人もいなかったとのことです。
それほどにお口の中の形は複雑で、自分で思っているほど上手に磨けていないのです。
若い男性は歯ブラシが下手?
また、性別では男性の方が歯垢付着スコアが高く、年代別にみると若い年代ほど磨けていないという結果が出たそうです。
以上のことより、セルフケアだけでは十分な清掃は難しく、虫歯や歯周病になってしまうリスク高いと言えます。
定期的に歯科を受診し、隅々まできれいにして歯垢の付きにくい環境作りをするとともに、普段自分がどの部分に磨き残しが多いのかを把握し正しいブラッシング方法を習得することが重要となります。
「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」では、初診時から、患者さまのお口全体の状態を把握し、一人一人に合ったブラッシング指導を行い、歯垢付着スコア『20%』を目指します。
患者様と協力し、モチベーションを高め合いながら、より良いお口の環境を作るお手伝いをしていきたいと思います。