福岡市東区青葉・土井で予防歯科に取り組む歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」のブログです。
久々のブログ投稿です。
今日は「歯科医院開業」ネタを書きたいと思います。
融資交渉
さて、私たちは現在、歯科医院開業に向けて物件探しに全力を注いでいるところではありますが、開業地が決まったら行わないといけない大切なことがあります。
それが、銀行さんへの「融資交渉」です。
一般的な傾向として、歯科医院を開業するには、ビルテナントで6千万円以上、戸建で1億以上必要だと言われています。(泣)
もちろんお金持ちの先生は、現金払いでポーンと開業してしまうのでしょう…って、実際はそんな人は極まれです。
だって、事業を行うための借入は借金とは本質的に異なるから。
現金一括で払うくらいなら現金を手元に残しておいて、銀行から借り入れるほうが経営的に正解なのです。
この辺りのことは、また別の機会にお話ししたいと思います。
事業計画書の重要性
さて、先ほど述べた融資交渉ですが、ここで交渉に必須なのは「事業計画書」です。
事業計画書には、なににどれくらいのお金が必要で、実際商売を始めたならばこのくらいの収益が見込まれますよといった夢物語です。
いわゆる「机上の空論」です。
でも、銀行さんにとっては融資するかどうかを決定づける重要な判断材料となります。
そのため、そこに記される数字にリアリティが必要です。実現不可能な計画に銀行さんは融資してはくれません。
そこで心強い味方が「税理士」さんです。
税理士さんは数字から経営を分析する数字のプロです。つまり、お金のプロです。
歯科ディーラーさんに任せる先生や自分で作成してしまう強者もいるようですが、数字のプロが作った「事業計画書」に勝るものはないのです。
質の高い治療を提供するために
「経営無くして医療なし」という言葉があります。
質の高い治療を提供するためにこそ、歯科医院経営が安定していなくてはなりません。
無理のない医院運営のもと、スタッフ教育や最新機器の導入など、患者さまの利益に直結する部分をしっかりと充実させることができるのです。
そのためにも、歯科医院開業は謙虚な姿勢で、様々な人たちからのアドバイスに耳を傾けなければなりません。
歯科医院開業は自分たちだけで行うものではなく、様々な業種の方々のサポートがあって実現されるものです。
その際に大切なことは、丸なげでお任せするのではなく、適材適所で各専門家の助けを借りつつ最後は歯科医師自身が決定することです。
結局は、歯科医院成功のカギは歯科医師自身の責任感と覚悟にかかっていると思います。
こんな歯科医院あったらいいなをカタチにした「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」では、医院に関わる全ての人に幸せになってほしいと考えています。
患者様はもちろん、スタッフ、業者さん、税理士さん、労務士さん、その他もろもろすべての人の幸せのために。
私たちは、思いやりや温かさのいっぱい溢れた歯科医院を目指しています。