福岡市東区青葉・土井で予防に取り組む歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」のブログです。
日本最大の歯科団体「日本歯科医師会」が全国の10代から70代の1万人に対して、とある質問を投げかけました。
それは、「最近、歯科を受診したきっかけはなんですか?」
その回答から、現代の人々のお口の健康に対する「予防意識」の高まりが明らかになりました。
歯科受診のきっかけ
みなさんは「最近、歯科を受診したきっかけはなんですか?」と聞かれ、なんと答えるでしょうか?
即答できる人もいれば、「あれ?最後に歯医者行ったのいつだっけ」というくらい歯科医院のことなど頭からすっかり抜けてしまっている人もいるかもしれませんね。
今回の調査結果では、5年前の調査と比較して、
「痛み・はれ・出血があったから」(2011年:45.8%→2016年:32.6%)
「定期的に通う(チェック)時期だったから」(2011年:20.6%→2016年32.0%)
「過去の治療箇所の不具合が生じたから」(2011年:30.3%→2016年24.7%)
となり、お口の健康を守るために予防として歯科医院を受診する人が増えているということが明らかになりました。
私たちが願うこと
これはとても素晴らしいことです!
同時に、歯科医師として非常にうれしいことでもあります。
なぜなら、人前でニコニコ笑うことができて、好きなものを美味しく食べられる。
このお口の健康の素晴らしさに気付いてほしいといつも願っているからです。
結果、予防に取り組んだ方が得をします
かつて歯科医院は、お口のトラブルが起きてから駆け込むところでした。
しかし、トラブルが起きてからでは通院回数は多くなるし、治療費もかかります。
なにより、治療のために削った歯は弱くなり、いずれまた問題を起こしやすくなります。
みなさん意外に思われるかもしれませんが、定期的に歯科医院に通って予防歯科に取り組むほうがトータルでは圧倒的にお得で良いことだらけです。
結果として、治療の苦痛も、多額の治療費もなく、さらには、生涯にわたって自分の歯で過ごすという大きな幸福を感じることができるからです。
歯科医院も変わらなければならない
今回の調査では、同時に、皆さんの歯科医院に対する期待や要望も高くなっていることも明らかになりました。
せっかく歯の予防意識の高い人が増えても、歯科医師が昔ながらの「悪くなったとこを治す」のが仕事だと考えていては、真のお口の健康は守れません。
「治療中心」の歯科医院は、「予防中心」に変わらなくてはなりません。
当院は、病気を未然に防ぐことが医療のあるべき姿だと信じています。
まとめ
「青葉イーストコート歯科・こども歯科(ミスターマックス土井店敷地内)」は、「予防歯科」がメインです。
もちろん、虫歯や歯周病治療もしっかり行います。
ただし、「悪くなったところを対処的に治す治療」ではなく、「悪くなった原因を考え、また悪くならないように根本的に治す治療」です。
つまり、その場その場の場当たり的な治療ではなく、将来を見据えて、「人生単位」の治療を提案します。
そのためには、患者様に信頼と納得を頂けるような分かりやすい説明と確かな技術が必要だと考えます。
日々精進がんばります!