福岡市東区青葉・土井で予防歯科に取り組む歯医者「青葉イーストコート歯科・こども歯科」のブログです。
今日は「こどもの虫歯」についてお話ししたいと思います。
ショック!仕上げ磨きしてるのに・・・
何気なくお子様のお口を覗いてみると、「歯に大きな穴が開いている!いつのまに!?」なんて驚いた経験はないでしょうか?
歯科医院には、「毎日、頑張って仕上げ磨きをしているのに、虫歯になってしまって…」と、悲しそうにお子様を連れて来院されるママさんが多数いらっしゃいます。
最近、「我が子を虫歯から守るぞ!」と、高い予防意識を持ったママさんが急増中ですが、それでもやはり虫歯になってしまうのです。
歯医者さんへ定期検診に熱心に連れてきていても、普段の食生活や口腔内清掃が不十分だと、残念ながら虫歯は避けられないということなのです。
それでは、大切なお子様を虫歯から守るためにはどういった点に気をつければよいのでしょうか?
食事や間食に気をつける
1日3度の食事と1〜2回の間食を時間を決めて規則正しく摂ることが重要です。
昔の子どもの間食の目的は、大人のように1日3回の食事だけでは栄養が不十分であるのでそれを補うものでした。
しかし、近年の子どもの栄養状態は向上し、間食の目的は栄養補給だけではなく、休息の喜びとふれあいとしての意味が強くなってきています。
そんな重要な意味を持つ間食ですが、不規則にダラダラと摂ることによって、お口の中のpHが下がったままになってしまい虫歯を作ってしまうのです。
仕上げ磨きをする
もちろん子どもが赤ちゃんの頃は皆さん仕上げ磨きをしますが、ある程度成長し、子どもが自分で磨くようになると仕上げ磨きをしなくなる場合があります。
小学校3年生くらいまでは、自分で磨いたあとにしっかりチェックして仕上げ磨きをしてあげてください。チェックの時に一人で奇麗に磨けていたら、仕上げ磨きの辞め時です。
また子ども虫歯の出来やすい部位は、歯の噛み合わせのところではなく、歯と歯の間からという特徴があります。フロスなどの補助器具もきちんと使って仕上げ磨きをしましょう。
歯科医院で定期検診を受ける
定期的に歯科医院を受診しましょう。
子どもの虫歯は進行が早く、見て気づいたり、痛みが出て気づいたときにはすでに虫歯が神経近くまで進行してしまっている場合が多いです。子どもの虫歯は歯と歯の間にできる上に、黒色を呈する大人の虫歯と違って白色や黄色で気づきにくい特徴があります。
定期的に歯科医院でレントゲン写真を撮って、早期発見早期治療が行えるようにしましょう。
また治療だけでなく、定期的にフッ素塗布をして歯質を強化しましょう。
まとめ
青葉イーストコート歯科・こども歯科は、「我が子のお口の健康を守りたい!」というママさん達の願いを叶えるパートナーになりたいと考えています。
虫歯のこと、歯並びのこと、食育のこと、などなど。
なんでも相談してほしいのです。
当院は、ただ虫歯の治療をして終わるような「悪くなったら行くところ」ではありません。
虫歯にならないための、健康な歯並びになるための「悪くならないために行くところ、気軽に立ち寄る場所」でありたいと思っています。
虫歯ゼロの健康な歯並びのこども達が元気一杯に毎日を過ごしている。
「青葉イーストコート歯科・こども歯科」はそんな地域づくりのために存在したいのです。