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インビザライン矯正のデメリットとは?


近年、透明で目立ちにくいインビザライン矯正が注目を集めていますが、始める前にその裏側にあるデメリットをしっかり理解しておくことは非常に重要です。期待していた結果と異なる場合、後悔することにもつながりかねません。ここでは、インビザラインの課題となり得るポイントを4つ、詳しく掘り下げてお伝えします。


1. 歯並びによっては治療が難しい場合がある

インビザラインは見た目の美しさや取り外し可能な点で優れていますが、従来のワイヤー矯正に比べると適用できる歯並びの範囲が限られているのが難点です。例えば、歯が大きく重なっている乱ぐい歯や、噛み合わせが極端に深い過蓋咬合、下あごが前に出る受け口といった症例では、インビザラインでの対応が難しいとされています。さらに、治療計画で抜歯が必要と判断された場合、インビザラインでは十分な効果を発揮できないケースも少なくありません。
一部の歯科医院では、患者の強い希望に応じて、本来適さない歯並びでもインビザラインでの治療を進めることがあります。しかし、その結果として歯並びの改善が不十分に終わり、「他の方法を選べばよかった」と感じるリスクも潜んでいます。自分の歯の状態に最適な治療法を見極めるため、事前に歯科医師と十分な相談を行うことが欠かせません。


2. ケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが上昇

矯正治療中は装置が歯に装着されるため、普段よりも虫歯や歯周病にかかりやすくなる傾向があります。インビザラインは食事時にマウスピースを外せるため、ワイヤー矯正に比べてリスクが低いとされていますが、油断は禁物です。食事後にマウスピースを再装着する際、歯磨きを怠ると食べかすやプラークが残り、虫歯や歯周病の原因になりかねません。
特に、間食が多い生活習慣の場合、毎回丁寧な口腔ケアが必要になります。また、マウスピースを装着したままジュースやスポーツドリンクなどの糖分を含む飲料を飲むと、歯とマウスピースの間に液体がたまり、歯の健康を害する可能性も。こうした小さな習慣が積み重なり、矯正を中断せざるを得ない事態を招くこともあるため、日常的なケアの徹底が求められます。


3. マウスピースの自己管理が必須

インビザラインの特徴の一つは、治療のステージごとに必要なマウスピースをまとめて受け取り、自己管理しながら交換を進めていく点です。この仕組みのおかげで、通院回数が減るのは大きな利点ですが、その分、自分で責任を持って管理する負担も生まれます。
例えば、マウスピースを紛失してしまったり、交換のタイミングを見誤ったりすると、治療スケジュールが乱れ、予定よりも長期間かかる恐れがあります。忙しい日常の中でスケジュールを把握し、予備のマウスピースを安全に保管する工夫も必要です。自己管理が苦手な人にとっては、この点が意外なストレスになるかもしれません。


4. 長時間の装着が求められる

インビザラインは自由に着脱できる点が魅力ですが、実際には1日に20時間以上の装着が推奨されています。つまり、食事や歯磨きの時間を除けば、ほぼ一日中マウスピースをつけていなければなりません。「外せるから気軽」と考えて装着時間を短くしてしまうと、歯の移動が計画通りに進まず、治療期間が延びる原因になります。
例えば、外出先で外したまま装着し忘れたり、面倒に感じて意図的に外す時間を増やしたりすると、せっかくの矯正効果が薄れてしまいます。計画通りの結果を得るためには、ルールを守り続ける意志が不可欠です。

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