治療の連鎖を断ち切り、皆を笑顔にする「予防歯科」
これまでの歯科治療の多くは、「削り、詰め、また削り、冠をかぶせ、最後は抜く」という 悪循環の繰り返し でした。
その原因は、歯科治療の多くが 対症療法（起きた問題に対して応急的に対処する） だからです。
そのため、何度も治療を繰り返している方が多くいらっしゃいます。
当院は、 原因療法（なぜ問題が起きたのか、その原因に対処する） を重視しています。
その実現のためには、多角的なリスク評価が非常に重要です。
根本の原因に正しくアプローチすることで、治療の連鎖を断ち切る可能性を高めるのです。
私たちは、これからの歯科医療は、病気を未然に防いでこそ価値があると考えます。
１、あなたの抱えるリスクを知りましょう
十人十色という言葉があるように、お口の病気になるリスクには個人差があります。つまり、必要とされる「予防歯科」は、人によって内容が違うということです。
当院では、各種検査を通じて、あなた自身が 「自分の抱えるリスク」を知ることが予防歯科への第一歩 だと考えています。
- 唾液検査（虫歯リスク、歯周病リスク、口臭リスク）
- 歯周病検査
- 噛み合わせ検査
- その他検査
２、あなただけの予防歯科をご提案します
これまで歯医者に行って、「治療は終わりましたので、〇〇に一度くらいメインテナンスに通ってくださいね」と言われたことはありませんか？さて、その時言われたメインテナンス間隔は、本当にあなたのリスクに合わせたものだったのでしょうか、それとも、全員に言う「決まり文句」だったのでしょうか。
当院では、 一人ひとりに合わせた予防歯科 をご提案しております。
もちろん、患者様の価値観や生活スタイルを尊重し、ご相談の上で内容を決定しておりますのでご安心ください。
３、予防歯科の実践
予防歯科の実践は、ご自身によるセルフケアだけでは成立しません。
なぜなら、どんなに丁寧にケアしても、病気の原因となるバイオフィルムが発生し、歯や歯ぐきの中に強固にくっついてしまうからです。これは歯ブラシでは取り除くことはできません。
そのため、私たちが特殊な器具を使用して、定期的にバイオフィルムを除去する必要があるのです。しかし、定期的に歯科医院でメインテナンスに通っているからといって、普段のセルフケアが正しく行われていなければ意味がありません。
つまり、「 患者さまご自身によるセルフケア 」と「 専門家によるプロフェッショナルケア 」の両方が揃って初めて、お口の健康が守られていくのです。
